第14回ISMSJ学術集会の特別講演は ブリティッシュ・コロンビア大学歯学部の Fernanda Almeida先生 です
2023 年 7 月 19 日
第14回ISMSJ学術集会の特別講演は、
ブリティッシュ・コロンビア大学歯学部の
Fernanda Almeida先生です。
第14回ISMSJ学術集会の特別講演では、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)歯学部のProf. Fernanda Almeidaをお招きし、顎顔面形態と小児OSAの関係、および成人OSAに対するOA治療について最新の知見をお話いただきます。2019年にUBCのあるバンクーバーで開催されたWorld Sleepにおいて、顔面形態分析の専門家であるAlmeida先生がお話されたこれまでの小児のOSAの常識を覆すようなご発表に感銘を受けたことをきっかけに、ISMSJの学術集会にお招きすることといたしました。
UBCの歯学部はSDB研究、特に骨格の形態分析や口腔内装置治療に関する研究においてメッカのような教室で、歯科の関わるSDB論文には必ずと言っていいほどこの教室からの論文が引用されています。Klearwayという口腔内装置を開発したAlan Lowe先生の元に多くの日本人の先生が留学しておられ、日本の睡眠歯科研究の大きな礎となっています。 Almeida先生もAlan Lowe先生の教室に留学され、学位を取られたのち、今日までUBCを拠点に精力的に研究を続けておられます。同研究室から80編以上の論文を出されていますが, その中には日本人歯科の先生との共著論文が多く含まれています。またその明るくオープンな人柄で人脈も広く、数々の国際共同研究を企画し、実際に新しい知見を継続的に発表されています。
国際学会への参加がコロナ禍前までには戻っていない現在、昨年に引き続き海外から演者の先生をお招きし、直にお話をする貴重な機会を企画することができました。Almeida先生はとても気さくで、我々日本人の話す英語にも慣れておられる先生ですので、この機会に積極的に交流していただきたいと思います。初日の10月5日(金)の懇親会(梅田スカイビル22F)にもAlmeida先生にお越しいただくこととなっております。是非とも皆さまにも第14回ISMSJ学術集会の現地に足をお運びいただき、久々に対面で語り合っていただきたいと願っております。