日本臨床睡眠医学会
~日本に境界なき睡眠医学を創る集い~

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2010年2代目代表挨拶

~2代目代表を拝命して~

 表題は初代代表の堀先生の挨拶の表題です。堀先生はその中で「本学会では、職種を問わず、正しい「睡眠医学」を学べる場をつくり、それを実践する人々が連携し、睡眠に関する予防医学から専門医療に至るまで、広い守備範囲をもつことによって、人々の健康増進に貢献したい」と述べています。また「「睡眠医学」と「その周辺領域のプライマリ・ケア」とを理解し、医療全体の適確なプロセスをコーディネートできる人材が重要」とも指摘しています。
 これまでの私たちの歩みはこの方針に沿っていますが、時代からの要請はこの歩みを遥かに凌ぐスピードで増している感があります。睡眠に関連した訴えを持ちながら適切な対応を受けることができない方々はどんどん増えてしまっています。ますます私共の役割が重要となってきています。
 本学会では、役員を含めて会員全員がミドルの立場で、活動・事業の計画、実行と改善を行っていますが、今後はさらに情報共有、意志伝達を緊密にし、作業のスピードアップも図り、与えられた役割を着実に果たしてゆかねばならぬと、決意を新たにしております。これまで以上に会員各位の意志統一と実行力が求められています。日本の睡眠医療を改革し、日本型の睡眠医学の確立のために力をあわせてゆきましょう。

Integrated Sleep Medicine Society Japan (ISMSJ) 
代表 神山 潤 (2010-2011年)