ヒューストン便り
~米国臨床睡眠医学の現場から~
ISMSJの活動の大きな柱として、「睡眠医学の臨床に携わる職種のidentityを創っていく」ことがあげられます。睡眠医学自体が新しい概念で、米国においてもその歴史はせいぜい30年程度であり、日本においては、標榜科目として認めてられるほどのマンパワーも診療機関も教育施設も整っていません。なじみのない者には、どういう疾患や問題に取り組んでいるのか、また取り組むべきなのか、ほとんど見えない構造になっています。特に若手の方々にとっては、自分のキャリアプランを考える上で「睡眠医学の臨床」がどんなものか実感できないままでは取り組んでみようかという興味も生まれにくいものと思われます。そういった現状を少しでも変えていくために、今回、米国留学中の河合 真先生にお願いし、リアルタイムでの米国での睡眠医学の現場の様子を執筆していただくことになりました。
1-2ヶ月に1回の割合で連載しますので、ご期待下さい。
ISMSJ 広報ホームページ委員会