第1回SSK
2006 年 1 月 21 日
「第1回Sleep Symposium in Kansai (SSK)」は、2006年1月21日(土)に大阪大学中之島センターにて開催されました。テーマとして、「閉塞性睡眠時無呼吸症候群 (Obstructive sleep apnea syndrome, OSAS) の症候学」を取り上げました。
OSASは2003年2月の山陽新幹線運転士の居眠り運転事件以来、マスコミに取り上げられることも増え、世間での認知度も上がっていますが、日本での取り組みはまだ遅れており、欧米のように、OSASの症候について多面的に取り組まれ、睡眠研究の一分野を成しているところまで至っていません。
これまでの「OSASは呼吸器科の守備範囲」「不眠は精神科の担当分野」といった狭い考え方にとらわれず、睡眠に関係する病気や病態について広くかかわっていく必要性が認識される機会をねらっての内容です。おかげさまで104名の参加者をお迎えし、無事に会を終えることができました。
第1回 Sleep Symposium in Kansai (SSK) | |
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日 時 | 平成18年1月21日(土)14:00〜19:20 (受付 13:30〜) |
会 場 | 大阪大学中之島センター 10階 佐治敬三記念ホール |
テーマ | OSASの症候学とその帰結 |
主 催 | Sleep Symposium in Kansai (SSK) 組織委員会 |
後 援 | Osaka Sleep Health Network
Endorsed by World Association of Sleep Medicine |
協 賛
(50音順) |
アステラス製薬株式会社
アルフレッサ ファーマ株式会社 株式会社小池メディカル タイコ ヘルスケア ジャパン株式会社 大日本住友製薬株式会社 田辺製薬株式会社 帝人在宅医療関西株式会社 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社 ノバルティス ファーマ株式会社 ファイザー株式会社 藤本製薬株式会社 フジ・レスピロニクス株式会社 |
プログラム | |
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14:00〜14:50 | OSASの疫学を理解するために押さえておきたいこと
−OSASの概念の歴史的変遷とその診断方法− 京都大学高次脳機能総合研究センター 立花 直子 |
14:50〜15:40 | 小児におけるOSAS 大阪大学医学系研究科小児発達医学 谷池 雅子 |
15:40〜16:00 | coffee break |
16:00〜16:40 | OSASと眠気 大阪府こころの健康総合センター 三上 章良 |
16:40〜17:30 | OSASと認知機能 愛媛大学医学部神経精神医学講座 池田 学 |
17:30〜18:00 | OSASと交通事故 大阪回生病院睡眠医療センター 大井 元晴 |
18:00〜18:50 | OSASと代謝異常および循環器疾患
京都大学医学部附属病院 理学療法部 陳 和夫 |
18:50〜19:20 | 睡眠研究の今後の課題
東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 システム研究部門制御分野 本多 和樹 |
19:30〜21:30 | Get Together Party 大阪大学中之島センター 9階 交流サロン |